ロルフィングの授業でよく私の肩と足を指摘されることが多かった。
肩は内側に入って、デコルテのあたりも内に丸まっているような姿勢なのである。
人に物を差し出すという動きでも、その肩とデコルテの関係で、
物を渡したくないような印象を与える動きになっている良い例として
授業ではよく私を使っていただいたものだ(苦笑)。
姿勢は動作を重ねた歴史でもあるので、
その昔、肩を内側にすることで、自分を小さく見せたり、弱く見せたりすることで、
自分にある意味得をするためにやっていた行動を良かれと続けてきた結果だったりする。
ロルフィングで身体のつながりや構造の関連性をみていくが、
なかなかこの長年培った動きに気が付いたりするのは難しかったりする。
(お店のウィンドウに映った自分を見てはっとしたりて
気が付いて愕然とすると気が付くが)
ああ、こんな姿なのか~とハッとした時に、
じゃあその形を変えてみようとしても難しかったりするので、
そのうちに入っているデコルテの中心に目があると思って、
デコルテの目が少し上を見てるようにして歩いてみたり、
デコルテの目が揺れているのを意識して動いてみたり。
それだけでもデコルテはふわっと外へ広がっていき、
肩も連動してオープンになっていく。
そんな小さな動きを意識して、積み重なっていくと
姿勢も変わってくる。
そりゃ、しゅんと落ち込みたい時はその目を内に入れるのもOKで。
あることをきっかけにちょっと閉じてしまっているあちらこちらを、
ロルフィングはクライアントさんに感じてもらい気が付かせて、
変えていくんだな~なんて思っています。
自由に動き回って、身体を存分に使う姪を見ると
すごいなと感じます。
5コメント
2016.07.01 11:21
2016.07.01 10:21
2016.06.26 22:27